レコード番号:DM003 (DISC MILK) \2,000(税込)
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このアルバムに寄せられたメッセージ -1-
音楽評論家 青木 誠

感激した!これ、いいですねェ。
全体にあかるいひびきなんだけど、深い情感がある。南国の、情けふかい女ごころが切々と胸に迫ります。

「恋ぬ花咲かしぶさ」のあたまのコードが効いてます。この歌はあちこちで7thのかわりにディミニッシュが使われていて、それが女こころの微妙なところをよくあらわしていますね。

「南洋数え唄」もいい。あかるいけど、心に迫る。歴史というものをこんなふうに実感できるのは「うた」ならではです。

「父想い」は古謝さんの作詞ですね。出だしの「ままならぬ」がすーっと出てきて心に沁みる。こういうところが古謝さんらしい。沖縄の伝統をよくふまえています。

これが出るおかげでいまの沖縄音楽にあって佐原さんの位置が明確になりました。あきらかに普久原恒勇さんを継承する存在になると確信できました。

何しろ、宮里さんのアルバムの名作ぶりを痛感しました。この心地よさは、つまり宮里さん自身が出ているからなんだな。これが「歌」なんだなと思いました。